1998.9.7
読書の秋
いよいよですねぇ・・・。今年のは、まあいろいろな事がありました。。と言えば・・・考えることも人それぞれ・・・。の場合は、スポーツならぬボウリングの秋ですかねぇ。。。(笑)予定では3大会に出る予定なのだけど、きっと一つくらいしか出られないかも。。話は変わって、今年はちょっと読書でもしてみようかと・・・。まあ、読書と言えるかわかりませんが、ちょっと気になる本がありまして。。。PHP文庫って知ってますか?PHPといえば、故・松下幸之助氏がPHP研究所成るものを創設して(うーん・・・詳しくはわかりませんが)人々の心を豊かにするための研究所だそうです。ちなみにPHPとは「PEACE and HAPPINESS through PROSPERITYの略で物心両面の調和ある豊かさによって平和と幸福をもたらそう」という意味だそうです。お互いが身も心も幸福になって、平和で幸福な生活を送る方策を、人間の本質に照らしつつ、それぞれの知恵と体験を通して提案し考えあいたい」・・・だそうです。(引用・PHP研究所刊:月刊PHPより)たまたま、職場の回覧でこの本が回ってきて、パッと目を通して、思わず見入ってしまいました。ホントに心を和ませてくれる、素直な気持ちで物事を考えられる・・・そんな内容なんですよね。で、とある連載物・・・それがちょうど最終回だったのですが、こう私の心を引きつけるような話でその連載物が近々(・・・といってももう、1年くらい前の話・・・)文庫本で刊行されるという。。作者をメモして、本屋さんで探そう・・・と、本屋に行くたびに探してました。。でもね、見つからない。。ちなみにその本はね、内海 隆一郎さんという人の書いた「人々の春愁」という本。たまたま、昨日、古本屋さんでプラプラと探していると・・・お目当ての本ではなかったのですが、ありました。。「人々の情景」っていう本。。内海さんという方はこの「人々シリーズ」が結構有名なんです。今から6年前に発行されたこの本だけどちょっと立ち読みして「この本も同じだ・・・」って思って買いました。物語は全14編で、ある駅前商店街を舞台に話が進んでいく。14編といってもすべての話が続いているわけではなく、商店街のある店の主人とか息子とかが短編の主人公になっている。。。で、全14編を読み終えると何となくその商店街の雰囲気が伝わってくる・・・そんな内容です。人と人のつながり、出会い、別れ・・・などなど、ホントに読んでいて楽しい。短編だから飽きもこないし・・・昨日買って、前編(後編はまた違う話で全10編)を読んでしまいました。これを読んだら、真面目に本屋さんに行って、「人々の春愁」頼んでこよう・・・なんて思ってます。。ということで、今年はちょっと読書な秋・・・にしてみようかな??と思っているワタクシでした。。みなさんも、PHP読んでみてくださいな。。